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江ノ島

ヨットハーバー

ヨットハーバー

日付: 2006年04月07日 閲覧回数: 2021

矢作俊彦『リンゴォ・キッドの休日』といえば日本のハード・ボイルドもののマスターピースとして名高い作品です。「神奈川県警捜査1課の二村永爾が非番の日に嫌々活躍する」シリーズの第1作ですな。これに収められた中編 『陽のあたる大通り』は、二村が図らずしも自らファンである売れっこ映画女優の影の部分を覗いてしまい、いつものごとくハードボイルドな結末を迎えるのですが、そのラストーンを夜の江ノ島で迎えるのです。

私は、その場で煙草を一本、灰にした。それからヨット・ハーバーの立入禁止の柵を元通りに直し、土産物屋の前の広場で、先刻急カーブをきったときに落したホイール・キャップを拾い、江ノ島と片瀬海岸をつなぐ自動車専用橋のど真中を歩いて渡った。

正面の地平に延々と続く湘南の海岸道路は、端から端まで水銀灯に飾られ、夜気の底を真二つに切る分水嶺だった。その左手はるかを、一台の自動車が走り去って行くところだ。車影はほとんど見えない。白色光の中、ヘッド・ライトの暖かな輝きが移動しているだけだったが、私にはそれが浅井杳子の車だと判った。

誰がどんなとき、どこから見ても、それと知れる自動車だってあるのだ。たとえ太陽ではなく千キロワットの人工灯だろうと、光のあたる道を走るべき車だ。

矢作俊彦 『陽のあたる大通り』

早朝の江ノ島

早朝の江ノ島

日付: 2005年11月14日 閲覧回数: 3711

カッコよすぎですな!「江ノ島と片瀬海岸をつなぐ自動車専用橋」ってのは江島大橋で、「夜気の底を真二つに切る分水嶺」ってのは国道134号線ですね。ヒロインが向ってる「その左手はるか」は、今はなき茅ヶ崎のホテルパシフィックでしょう。

初めて江ノ島を観る前にこの小説を読んでいたせいで、僕の中では「江ノ島 = 謎とハードボイルドに満ちたオシャレランド」ってことになっておりました。

しかして初めて訪ずれた江ノ島の実態は、当然ながら陽気なザ・観光地。少しだけがっかりしたけれど、江ノ島は何度訪ずれても飽きない懐深さも持っており、これからも何度も訪れることでしょう。何のかんので月1回くらいは行ってるもんな。

江ノ島は周囲約4km、人口約400人の小さな島です。電車で行くなら、藤沢駅から小田急か江の電。小田急のほうが安くて早くて近い(駅からの距離)。自転車で行くなら橋の手前に置いていきましょう。車道側は自転車通行禁止だし、歩道側は常に人が溢れています。

賑う参道

賑う参道

日付: 2006年04月07日 閲覧回数: 1875

橋を渡れば、いきなり温泉(えのすぱ)です。子供は入場禁止なので入ったことはないですが、やたらとデカいです。

ここから江ノ島神社に続く狭い参道の両脇には、土産物屋やら魚屋やら料理屋やら旅館やら野良猫が犇きあっています。江ノ島名物は、生しらす丼と海苔羊羹、夫婦饅頭など。あと、食ったことはないですが「タコせんべい」にはいつも長蛇の列ができてます。大阪のイカ焼きみたいなプレス機で作ってくれます。

生しらす丼は、個人的にはそううまいものではないと思いますが、他所ではあまり食べられないものなのでとりあえず食っとけみたいな感じ。

江ノ島神社の鳥居

江ノ島神社の鳥居

日付: 2006年03月18日 閲覧回数: 2160

参道を抜ければ鳥居の左に「エスカー」があります。エスカーってのは、何を隠そう単なるエスカレーターです。単なるエスカレーターなのに330円も取られるんですよ、奥さん!初めて乗った時はちょっとショッキングでした。

乗るのであれば、サミュエル・コッキング苑+展望台のセット券を買っておきましょう。ちなみに階段を登るのであれば、サミュエル・コッキング苑まで254段らしいです。

江ノ島神社

江ノ島神社

日付: 2006年03月18日 閲覧回数: 2283

日本三大弁財天を奉る江島神社は、辺津宮、中津宮、奥津宮の三社からなります。僕は初詣はいつもここを訪ずれます。天気が良ければ富士山も見れるので、何ともゴージャスでおめでたいお正月になります。

そして、セクシーな弁天様は芸能の神さまでもあるので、僕はいつも「ロックンローラーとしてメジャーデビューできますように!」とお願いします。願いがかなう気配は、今のところ全くないですが。

展望台

展望台

日付: 2006年04月07日 閲覧回数: 1656

サムエル・コッキング苑は明治15年にからアイルランド人の貿易商サムエル・コッキングが私財を投げうって造った植物園です。最近リニューアルされましたが、何となく中途半端な感じでイマイチ見所が判りません。

植物園は200円、展望台はプラス300円です。ここらあたりは藤沢市がお金をかけてキレイに整備してますが、1度観れば満足って感じですね。オシャレ気なカフェとかもあります。

女夫饅頭

女夫饅頭

日付: 2006年04月07日 閲覧回数: 2310

頂上から岩屋側に降りていくと、道の両側にまた土産物屋やら魚屋やら料理屋やら旅館やらが立ち並びます。ここらあたりは反対側の参道と違って人も少なく落ちついた雰囲気です。石畳もステキ。

岩屋の灯籠

岩屋の灯籠

日付: 2006年04月07日 閲覧回数: 3260

岩屋は波の浸食によって出来た自然の洞窟です。中に入ると蝋燭の灯籠を貸してくれ、これがまた探検気分を盛り上げてかなりドキドキできます。「神秘の池」とか「富士山から続く風穴」とかさまざまな石像とか妖し気でミステリアスなものもいっぱい。

岩屋から、もと来た橋の浜側のたもとまで渡船「弁天丸」が出ています。降りてすぐのところにおでんの露店が2軒あって、どちらもいい雰囲気ですのでここでシメると最高でしょうね。いつも子供連れなので、入ったことはありませんが。


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